遠野市助産院開設の概要について
市では、市内にお産を取り扱う医療機関がないことによる妊婦やその家族が抱えるお産の不安の解消と経済的負担軽減を図り、安心安全な妊産婦医療の環境整備に向けた第1ステップとして、12月1日に公設公営の助産所遠野市助産院「ねっと・ゆりかご(※)」を遠野健康福祉の里内に開設しました。
開設に至るまでの経過は、9月26日に医療法で規定する助産所の嘱託医療機関として盛岡赤十字病院との間で嘱託医療機関契約を締結し、以後、他の医療機関にも順次説明を重ね、8つの医療機関から協力の了承をいただき、計9医療機関と助産院とのネットワークを構築することができました。
ここに至るまで、厳しい妊産婦医療の現状を直視し、ただ嘆いているのではなく、市の身の丈で、できることから市民の協力と理解により取り組んできましたが、その姿勢をお酌み取り頂き後押ししていただいた県産婦人科医会の小林高会長の支援が大きな推進力となり、関係医療機関のご指導を受けながら助産院開設に至ることができました。
助産院の開設は、遠野型助産院ネットワーク構想の具現化に向けた実質的な活動のスタートとなるものであり、妊婦主治医の指示による妊婦健診をはじめ、きめ細かな健康相談や指導業務などを中心としたサポートを行い、さらには市民協働による子育て支援や保育支援などの妊産婦サポートを創出しながら、医療機関とネットワーク化された妊産婦支援体制のもとで、妊婦が安心してお産に集中できる環境づくりに取り組んでいきます。
(※)助産院が広く市民から愛され親しまれるよう愛称を市民公募したところ、86人から応募がありました。愛称を選定するにあたり、先に遠野市市民医療環境整備推進委員会により候補5点を選考いただき、それを受けて最終的に「ゆりかご」に決定いたしました。市では、この「ゆりかご」の名称に、遠野型助産院ネットワーク構想の具現化を推進していきたいという思いを込めて、名称に、ネットワークの「ネット」を引用し、より親しまれるようひらがな表記として、最終的な愛称名を「ねっと・ゆりかご」としました。
![]() 遠野市助産院開設式 |
![]() 遠野健康福祉の里 |
![]() 市民ご相談コーナー |
![]() 妊婦健診ブース |



